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[総力特集]渓魚を知る、川を知る

2008年1月31日発売 定価1680円(税込)

自信も根拠もなく何となくポイントを決め、漫然とエサを流しているだけでは、いつまでたっても渓流釣りは「釣れない」釣り。その難しさに、思わず心が折れてしまう方も多いだろう。しかし、水中で魚は何を思い、どう動いているのか? 流れのどこに月、どんなプロセスを経てエサを食っているのか? そんな魚たちに口を使わせるためには、エサをどう流すか……? ちょっと腰を据えて、こんな基本を覚えておけば、あら不思議。渓流釣りは途端に「とても釣れる楽しい釣り」へと一変する。魚をもっと知り、もっと見つけ、もっと食わせるための基本と応用。読み終えたあなたは、今日から伊藤塾門下生だ!

舞い散る魚と戯れる大アマゴに

心奪われ……
龍神に花咲く頃
和歌山県●日高川

山間の里に桜が灯るころ、日高川のアマゴ釣りは、解禁に続く二度目の佳境を迎える。花びら舞う渓谷を登り詰めた先には、エサを飽食し生気を取り戻した魚たち。桜の紅、淵の青、アマゴの銀……年に一度の饗宴が、今始まろうとしている。

ヤマメの楽園だった流程5kmの極小河川群
笹川流れの「小溪」釣り歩き
新潟県●早川

新潟県北の笹川流れは、奇岩連なる海岸線で有名な観光地だが、そこへ注ぐ10本あまりの小河川は脚光を浴びることもなく、一部のファンが楽しむ秘境だった。ところが近年、溪を取り巻く環境に変化が見られ、かつての主役・ヤマメが姿を消しつつある。当地の渓流と釣りを愛し、渓流魚の保護に取り組んできた筆者が、姿を変えた溪に足を踏み入れる。

サンデーアングラーが教える
”記憶に残る一尾”を手にするための法則

新緑に尺ヤマメ舞う
富山県●久婦須川

岐阜県から富山県へと北上し、富山湾の手前で神通川と合流して日本海へと注ぐ久婦須川は、小規模ながら良型ヤマメを育む土壌を有した一級の渓流釣り場。そんな久婦須川に尺絡みの大型を求めて釣行したのは、5月も下旬に差し掛かった新緑まばゆい頃だった。

忙しい現代人を優しく癒す首都圏のオアシス
”ヤマメの郷”を往く
山梨県●菅野川

都心から中央高速を使って1時間少々。休日の朝、のんびりと起きてから向かっても十分間に合う近場である桂川水系は、本流では大型居着きヤマメとのスリリングな勝負、支流では小継ぎ竿を用いた手軽で楽しい数釣りが楽しめる貴重なフィールド。シーズンも終盤を迎えた9月中旬、忙しい日常を送る都会人アングラーが、日頃の疲れを癒すべく桂川支流の菅野川へ向かった。ご当地グルメ、日帰り温泉、そして飽きずに釣れるヤマメ。こんな川、持ち札の一つに加えておきたい。

人気河川を細糸で攻める
「スレッカラシに喝!」
岩手県●気仙川

「ヤマメって、山奥の川にしかいないんでしょ?」「渓流釣りは難しそうだよね」どっこい、トラックが行き交う国道の下にだっているのだ。ただ、魚はいじめられるとスレてしまうから、入川しやすい釣り場ほど、魚は釣りにくいかもしれない。でも、それがもしも簡単に釣れるとしたら、未経験の人も「やってみようかな」くらいは思ってくれるだろう。10数年前の彼・沓沢伸さんも、「やってみようかな」と思ったひとりだった。

特別企画・熱闘桜鱒
細山長司のサクラマス講座
/夢追人の07年

本流釣りの第一人者・細山長司さんによる、ノベ竿一本でサクラマスとの真剣勝負を制する秘密とは?赤石川、子吉川、赤川、犀川をホームグラウンドとする各地の名人がサクラマスを仕留めたときのデータは? 「幻」を「遠い現実」に、さらには「手中の釣果」とするための特別企画。さあ、2008年は勝負の年だ!

高活性の魚を的確に狙い撃つ!
ルアーフィッシングのエキスパートが
釣りの要点を的確にアドバイス!

バスプロ本山博之が教える
「難しくない」渓流ルアーレッスン!

誰もが手軽に楽しめるジャンルとなりつつある渓流のルアーフィッシング。同じルアーでも管理釣り場とは要領が異なり、また、フィールドは同じでもエサ釣りとは異なる渓流のルアーフィッシング。渓流歴39年の大ベテランにしてProアングラーである本山博之氏に、古くからの釣り方と独自の理論をまじえて「これを押さえておけば釣りは難しくない!」という要点を解説していただいた!

定番渓流ロッドの
上手な使い方、選び方を徹底考察

小継ぎ竿で行こう!

源流から中流域、そして本流へと渓流釣りのフィールドが広がるとともに、竿にもそれぞれの流域に特化したアイテムが確立されてきた。だが、渓流釣りには「獲物を狙い定めて釣行する」というストイックな側面だけでなく、「訪れた先で釣りそのものを楽しむ」というおおらかな面も、その魅力とともに存在している。肩の力を抜いて目の前の自然と対峙する……。そんなスタイルの釣りには、やっぱり小継ぎ竿がお似合いだ。取り回しが楽で、持ち運びに労を要せず、どんな場所にも対応してしまう。そんな”気の置けない”小継ぎ竿を手に、お気に入りの溪へ、沢へ、そして里川へ繰り出そう!

良型揃いの一級釣り場に出没する
「噂」の大魚

長野県の犀川は、イワナやヤマメのほか、ニジマスやブラウントラウト、信州サーモンといったトラウト類も豊富な河川で、しかもグッドサイズが揃うという一級釣り場なのだが、近年ちょっとした「というか、ものすごい?)異変が起きて話題になっている。北海道にしか生息しないはずの幻の淡水魚、イトウが釣れるというのだ!

長野県●犀川

究めようと思えばキリがない渓流の釣り。しかし、その間口は意外と広く敷居も低い。あこがれの渓魚が、アレこんな所に?という近場に潜んでいることだってある。放流事業や水質・環境の改善など、川と渓魚を愛する人々の尽力によりよみがえりつつある日本の川。開けた河原に車を横付けしてのんびり竿を出すもよし、ちょっと歩いて竿抜けを探すもよし。昨年・一昨年とご好評をいただいた「里の川」ポイントガイド、今年も楽しく歩いて釣果も満足な川をお届けします。

●photo essay 渓魚の詩
●キングサーモンの聖地
アラスカが呼んでいる
●井上聡の
賢い市販エサの活用術
●渓流コラム・多川康男/佐久間誠
●渓流イベントレポート
●2008年 注目の新製品
●2008年 渓流解禁情報