

2010/1/25発売 価格1680円
特集1
「非ナチュラルドリフト」の可能性
“不自然”が“自然”を超えるとき

本来は「流れなりに流す」でよかったはずだ。
しかし、昨今のヤマメたちは、無愛想に通り過ぎるエサが
どうにもお気に召さないようだ。
きちんと誘わなければいけないのか、
もっとしっかりエサを見せなければいけないのか。
人間が考える“自然”は
すでに彼らに見破られてはいないだろうか。
カラーグラビア

■雪渓
朽ちたトロッコ道を辿り、
“芦生の森”の源流を遡る
京都府/由良川
■幽玄
“神の国”の渓谷ヤマメを追う
宮崎県/五ヶ瀬川
■タフコンディションを細仕掛けで打開する“ゼロ釣法”の真骨頂
大ヤマメ、疾走す。
栃木県/那珂川&箒川
■渇水の白石川に冴え渡る我妻徳雄の巧技
苔生す奥州路の尺上ヤマメ。
宮城県/白石川
■急峻な渓に魅せられたベテラン釣り師が追い続ける
逞しき、遠山アマゴ。
長野県/遠山川
■山間の激戦区に受け継がれる職漁師たちの技量
サツキマスとアマゴが交差する、郡上の渓
岐阜県/長良川&吉田川
■清冽な流れに銀鱗煌めく、雪国の遅い春
豊かなる、北の銘渓。
岩手県/雫石川
■エサ釣り師のためのテンカラ講座
ザ・天野塾
岐阜県/益田川ほか
特集2
人気河川からの案内状
渓流銀座を地元名手がナビゲート

■岩手県/気仙川 ■栃木県/鬼怒川&男鹿川
■栃木県/大芦川 ■新潟県/三面川 ■群馬県/片品川
■山梨県/桂川 ■東京都/多摩川 ■長野県/千曲川
■岐阜県/長良川&吉田川 ■石川県/手取川
同一河川に通って見出した、“季節感”と“釣果”を繋ぐ方法
シーズナルパターンの確認と実践
■静岡県/河津川 ◎朝倉 悟

渓流釣りのシーズナルパターンを踏まえたうえで、実際の釣り場ではどのような対応が求められるのだろうか……。09年はそんなテーマを胸に春、夏、秋と同一河川への釣行を重ねてアマゴを追ってきた。ここでそのシーズンごとの釣行を振り返りつつ、できるだけ魚の視点に考えを巡らせて渓流釣りにおける“季節感”を確かめていきたい。
“美”にこだわる名工を訪ねて
■工房『竹広』伊藤廣基
釣りはハリと糸、オモリがあれば成立する。竿は竹の棒でも代用できるし、エサ箱もちょっとした容器があれば十分に事足りる。
しかし、釣りとはそんなものだろうか。
釣り具とはその程度のものだろうか。
美しく、優れた道具たちは釣り人に語りかける。彼らの声なき言葉を聞くと、まだ見ぬ流れを脳裏に描き、期せずして身震いするような高揚感に包まれてしまうのはなぜだろう。
川と渓流魚を守る、漁協、行政、釣り人の取り組み
ニッコウイワナを取り巻く渓の
今日と明日
■栃木県/男鹿川 ◎袖山孝男
栃木県日光市の北部を流れる男鹿川は、その清冽な流れが釣り師を魅了して止まない高原の渓流フィールドであるとともに、日本固有の在来種・ニッコウイワナの原産地のひとつに挙げられている。しかし、放流魚との交雑が進んだ現在の渓にニッコウイワナの原種が残っているかは定かでない……。漁協や行政、釣り人が連携することで始まった、「美しい渓流とそこに生きる魚を未来へ繋げる」ための活動をレポートしたい。
■渓流新製品紹介
■渓流釣り師に贈る愛読者プレゼント
■2010全国解禁情報